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とある世界の王国プローシアギ。
諍いの絶えない貴族達を見かねた王は、
ならば正式な場で闘い決めよと命じた。

命の取り合いをしてはならない。
領民を巻き込んではならない。
ルールに則って互いの守る旗を奪った側を勝利とする。
戦員は屋敷の家人、仕える者に限る。


その後
屋敷で働く者には必然的に戦闘能力が必須となり、
どの屋敷も優秀な人材の獲得に躍起になった。

いつしかその競技は勝敗の予想や観戦が国民の娯楽の一つとなり、
優秀な使用人の人気は俳優や歌手をも凌いだという

王国プローシアギ


国土はさほど大きくないが山、川、海、平野など様々な地形があり自然豊か。
外国との交易も盛ん。
現国王は理知的で、先代国王が命じた屋敷同士の試合にルールを定め民衆の娯楽にもなるよう様々なシステムを作った。
新しい技術などの開発研究にも力を入れている。
【移動手段】
主に馬車。蒸気を動力とした自動車もあるが、騒音や振動が大きく道を痛めることもあり、不人気。中•下流階級が乗り合いで使用することが多い。長距離の移動には蒸気機関車が使われる。
【通信】
電話はなく、文字での伝達が主。
無線通信技術はあり、限られた範囲内でのみ使用可能。スタジアムでの実況にも用いられるが、あまり音質が良くなく聞ける場所も限られるため、スタジアム外に状況を逐一伝える速報役が雇われることも多く、入れ代わり立ち代わり走り回っている。
(ザラッサスが試合中使用している無線はセトカが独自に改造•改良した特別製)

屋敷対抗試合


主に貴族間での揉め事や交渉事をおさめるため行われる試合。通称ハウスバトル。
戦闘員として参加できるのは家人と使用人のみ。(家人がバトルに参加することは稀)
国に試合の申請をして許可が出たもののみ正式に審判がつき試合が行われる。
各地にあるスタジアムに試合毎に様々な地形•構造のバトルステージが作られる。
(大きなスタジアムを領地に持ち、大規模なステージを作ることが領主の力の証でステータス)
ステージは半分に領域を分けられ、地形などは開戦まで自領域内しか知ることができない。
罠などを予め設置できるのも自領域内のみ。
開戦前数時間はそれぞれ準備時間に当てられる。
開戦後はどこに何を仕掛けても自由。
命を奪うような攻撃はルール違反のため、武器を改造したり攻撃の手段を選ぶ。
勝利条件は敵将の首に見立てた旗を取ること。
試合の様子は客席から観戦するか、席を買えない下流階級は外で実況を聞いて楽しむ。
様々な賭けで盛り上がっている。

特に争うことがなくても親善試合を行うことも多い(領民に娯楽を与え支持を集めるため)

 

ハウスバトル以外での戦闘は基本ご法度。

 

 

その他

国の思惑?

 

競わせることでより強い戦士、チームが選り抜かれ育つ

国民に試合をオープンにすることで経済が回りステージ設置など雇用が生まれ支持も上がる

戦士に人気が出ることで憧れの職業に、目指すため鍛える国民が増え国の戦力が底上げされる

 

有事の際には館を、ひいては国を守るため戦う

 

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